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死刑制度について反対です。という根拠について

本日朝、４名の死刑が執行されたというニュースを聞いて大変ショックを受けました。

死刑制度には反対です。

人が人を殺すことを憲法でも刑法でも否定しておきながら法によって公然と殺人が行われている、というこの国の現状はおかしいと思っています。
死刑にされる人間はそれ相応の罪を犯しているのだから当たり前、死刑制度こそ正義だとか、
事件の被害者や遺族にとって死刑執行されたことで少しは救われる気持ちになる、という意見もありますが。

死刑を執行する＝法によって人が殺される。

それも、刑務官という人々の手によって。

死刑というのは確定してから平均7年で執行される（最短1年、長期で10年以上）のですが、法務官が死刑執行命令書に署名し、それによって執行されますが。
当然この間には人の手が入ります。
日本では絞首刑という方法を採っています。
13階段を昇りきると、台の上に立たされ、５名の刑務官が、5つのボタンを押すことによって足下の板が開き、落下しその衝撃で首の骨が折れてほぼ即死、という話ですが現状は分かりません。
映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラストシーンがそれに近いかと思いますが。
『５人の刑務官が同時に』というのは、少しでも執行者たる刑務官の心理的負担を減らすため、とありますが。

結局、死刑というのは『法によって殺人を行う』ということでしかありません。
大体、もし冤罪だったら本当にどうするんだ、とも思うのですが。