忍者ブログ
日々の戯言など。本や観劇、いろいろな出会いの記録
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

…↓とか言いつつ先ほど読み終わったので叫び。
長いので続きかラどうぞ。

チャグム、成長したね…お母さん嬉しいよ(をい)
正直最初『精霊の守り人』では歯牙にもかけてませんでした(ひどい)『旅人』シリーズではつなぎにしか思っておらず(もっとひどい)、はーやーくーバルサさん見たいなーアスラちゃん元気かなーとか(を

ですが。前回の第一部『ロタ編』での頑張りぶりというか、何よりも母親のようなバルサさんの視点に感情移入してしまったかもしれませんが。
今回のシリーズは彼の成長も一つの軸なんですね。
あとカンバル王のおバカぶり…おまえには学習能力がないのか、と苛々しましたが。
…まあ、しょうがないのかな…。
しかしシリーズ全般に云えることは、人間関係が凄い。
正確にはその描き方が。
そして、ジグロとバルサが義理の親子であると同時に師弟であったのと同様、バルサとチャグムもそうなのではないでしょうか。
バルサは最初、チャグムの身を守りながら父親のように生き方を示し、生きる術のみならず彼が自分の足で、皇太子としてではない裸の人間としてでも生きていく方向を示したのではないでしょうか。
愛情そのものは母性愛といえますが、ちゃんと自らのやるべき道と彼のやるべき道が別れた時は迷わず方向を見定め、背中を押してやる強さ。もしかしたら、母親だったら逆に出来ないことかもしれません。

彼が自ら皇太子の立場で考えることが出来たのは確かに彼自身の強さではありますが、その背中を守り、押してやるバルサがいなかったら難しかったのでは。
そして。

師弟と言えばこの二人。
タンダとトロガイ師。
タンダはへぼ弟子ってずっと言われ続けてますが。
今回は本当に…!
こんなにも二人の絆は強かったのかと改めて感動です。
トロガイ師はタンダに会って世界の異変をすぐ確かめたかっただろうに、本当は出来るのに敢えてそうしないでタンダを信じて、あの家で待っていたのは師匠として弟子を成長させるためで、それ以上に信じていたからなんですね。きっと。

今回は本当にここでやられました…!

上橋先生素晴らしい物語を有難うございます…!
しかしラを塗ったパムは私も食べたいです。
いつにもまして食べ物の描写が美味しそうで読んでたらお腹へりました(笑

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
TrackbackURL:
東北地方太平洋沖地震 義援金バナー
東北関東大震災義援金
お願いいたします
おすすめリンク
別館や、お世話になっている友人サイト様様v
是非遊びに行って下さいv
カレンダー
03 2024/04 05
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
iTunes
プロフィール
HN:
Rook
性別:
非公開
職業:
会社員
趣味:
くうねるあそぶ
自己紹介:
まいにちいっしょうけんめい、だけどのらりくらりと生きています。
そんな日常。
QRコード
携帯用へはこちらから
ブログ内検索
猫温度計
Daily Rook
ついった新聞です。
私のTwitterよりも他のユーザさんを掲示しています
お天気情報
world community grid
Let's Enjoy!
こんなん作ってみたので、遊んで下さい
ご本はこちらで探しましょうv
Amazonへのリンクです
最古記事
(02/26)
(03/26)
(03/26)
忍者ブログ [PR]