日々の戯言など。本や観劇、いろいろな出会いの記録
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8月6日、原爆忌。
初めての「ミス・サイゴン」観劇です。
胸がいっぱいで感想はあまり書けませんが…
(本田美奈子さんの映像にも泣かされました)
とりあえずの覚え書きです。
ネタバレしてますので続きからどうぞ。
初めての「ミス・サイゴン」観劇です。
胸がいっぱいで感想はあまり書けませんが…
(本田美奈子さんの映像にも泣かされました)
とりあえずの覚え書きです。
ネタバレしてますので続きからどうぞ。
トゥイ役の泉見洋平さん。
ジョン役の岡幸二郎さん。
エレン役の鈴木ほのかさん。
皆さん本当に素晴らしかったです。
ジジ役菅谷貴理恵さん。
ミュージカル出演は初めてとのことですが、全然そんな感じはしませんでした。
「モーニング・ドラゴン」の踊りもウェディングパーティーでのシーンもとても決まってました!
鈴木ほのかさんは多分私が観るのは初めてなのですが、とても上手い方だと思いました。
私個人の印象ではキムと対面した時の上から目線な「今、彼女に会った」もとても迫力があったのですが、ラストシーン。
おそらく初めて目の当たりにした“死”そして彼女の死に絶望の叫びをあげる夫を見つめながら、戸惑いつつも彼女の子供を抱き寄せる。エンジニアから差し出された子供にゆっくりと近づき、幕が降りる寸前で、抱き寄せてはいても抱きしめていない(られない?)仕草がすごくエレンの感情を表していると、私はそうとらえました。
違うかもしれませんが。
トゥイは…泉見さんはもっと爽やかなイメージがありましたが、トゥイは実はわがままで傲慢で、キムを迎えに来たのも親が決めたことだからというより、所有欲だと感じて見てました。
まさか自分が殺されるとは思ってもいなかったんでしょう。
しかし、亡霊になって現れた場面では入りは雰囲気出てましたが途中やたら元気なゆーれーさんに見えたのは気のせいですか?
ジョンは巷では評判が悪いようですが、彼なりに悩み、そして贖罪というより…自分が生きる意味を見いだす為にこども達を救う活動をしているんじゃないか、と思えたのです。
クリスとキムを結びつけたのも、親友の心を救おうとしただけで、あまり深くは考えてなかったと…やはり無責任なのか。
クリス役の井上芳雄さん。
朗々と響く歌声、愛する者と引き裂かれた絶望。
それらが強く伝わってきました。が。
クリス…は、えーと…うーと…うまく言えませんが。
なんというか、キムを愛していたのは本当だけれど、キムも含めベトナムの記憶は辛く、忘れたかったのだろう、と思えたのが…辛かったです。
エンジニア役の市村正親さん!
アドリブを多用して場を盛り上げていたそうで!
凄かったです。
いつもそうなのですが、市村さんの登場シーンは場の雰囲気がそれだけでがらっと変わり、圧倒されます。
ほぼ毎日出ずっぱりなようですが…頑張ってくださいお父さんV
タム君がまたうまく絡めていたのは市村さんの演技に引っ張られていたおかげでしょう。
この物語は皆一人一人が主役ですが、市村さんのエンジニアはまさに主役!でした。
滑稽な道化ではあるけれど、自分では「アメリカン・ドリーム」を追い求めて、あと一歩(と思える)所でチャンスを逃がしてしまうのですが。
それでもキムやタムを本当は家族のように思っていたのではないでしょうか。
ラストシーンでタムを抱き上げていたのは、“母親の死“からこどもの目をそらそうとしていたのではないかと。
(でもカーテンコールで腕を広げいた脇をタムがすり抜けて二人のお母さんの所にいってしまったのは上手い演出ですが、報われなさが出ていて良かったです)
キム=新妻聖子さん。
元々新妻さんがすっっごく好きなので、今回も新妻さん目当てでしたが。
本当に素晴らしかったです。
キムのクリスやタムにかける思いが強く伝わってきました。
「命をあげよう」も、涙なくして聞けない位胸に響きました。
正直あのラストは理不尽だと思いますが、
クリスへの愛はもう通じないと悟った直後、全てを息子・タムに捧げようとする。
トゥイを殺してしまったことから、実はもう自らの死を考えていたのかも。
だから最後に自ら命を絶つ…のはわかりたくないんですが分かってしまった気がします。
この舞台を観て、良かったと思いますが。
アメリカ人こそ観ろといいたい。
特にブィ・ドゥイのシーン。
あれは一番ショックでした。
知識としては知ってましたが、実際見せられると、辛かった。
機会があればまた見たいと思います。
とりとめないですがこのへんで…
ジョン役の岡幸二郎さん。
エレン役の鈴木ほのかさん。
皆さん本当に素晴らしかったです。
ジジ役菅谷貴理恵さん。
ミュージカル出演は初めてとのことですが、全然そんな感じはしませんでした。
「モーニング・ドラゴン」の踊りもウェディングパーティーでのシーンもとても決まってました!
鈴木ほのかさんは多分私が観るのは初めてなのですが、とても上手い方だと思いました。
私個人の印象ではキムと対面した時の上から目線な「今、彼女に会った」もとても迫力があったのですが、ラストシーン。
おそらく初めて目の当たりにした“死”そして彼女の死に絶望の叫びをあげる夫を見つめながら、戸惑いつつも彼女の子供を抱き寄せる。エンジニアから差し出された子供にゆっくりと近づき、幕が降りる寸前で、抱き寄せてはいても抱きしめていない(られない?)仕草がすごくエレンの感情を表していると、私はそうとらえました。
違うかもしれませんが。
トゥイは…泉見さんはもっと爽やかなイメージがありましたが、トゥイは実はわがままで傲慢で、キムを迎えに来たのも親が決めたことだからというより、所有欲だと感じて見てました。
まさか自分が殺されるとは思ってもいなかったんでしょう。
しかし、亡霊になって現れた場面では入りは雰囲気出てましたが途中やたら元気なゆーれーさんに見えたのは気のせいですか?
ジョンは巷では評判が悪いようですが、彼なりに悩み、そして贖罪というより…自分が生きる意味を見いだす為にこども達を救う活動をしているんじゃないか、と思えたのです。
クリスとキムを結びつけたのも、親友の心を救おうとしただけで、あまり深くは考えてなかったと…やはり無責任なのか。
クリス役の井上芳雄さん。
朗々と響く歌声、愛する者と引き裂かれた絶望。
それらが強く伝わってきました。が。
クリス…は、えーと…うーと…うまく言えませんが。
なんというか、キムを愛していたのは本当だけれど、キムも含めベトナムの記憶は辛く、忘れたかったのだろう、と思えたのが…辛かったです。
エンジニア役の市村正親さん!
アドリブを多用して場を盛り上げていたそうで!
凄かったです。
いつもそうなのですが、市村さんの登場シーンは場の雰囲気がそれだけでがらっと変わり、圧倒されます。
ほぼ毎日出ずっぱりなようですが…頑張ってくださいお父さんV
タム君がまたうまく絡めていたのは市村さんの演技に引っ張られていたおかげでしょう。
この物語は皆一人一人が主役ですが、市村さんのエンジニアはまさに主役!でした。
滑稽な道化ではあるけれど、自分では「アメリカン・ドリーム」を追い求めて、あと一歩(と思える)所でチャンスを逃がしてしまうのですが。
それでもキムやタムを本当は家族のように思っていたのではないでしょうか。
ラストシーンでタムを抱き上げていたのは、“母親の死“からこどもの目をそらそうとしていたのではないかと。
(でもカーテンコールで腕を広げいた脇をタムがすり抜けて二人のお母さんの所にいってしまったのは上手い演出ですが、報われなさが出ていて良かったです)
キム=新妻聖子さん。
元々新妻さんがすっっごく好きなので、今回も新妻さん目当てでしたが。
本当に素晴らしかったです。
キムのクリスやタムにかける思いが強く伝わってきました。
「命をあげよう」も、涙なくして聞けない位胸に響きました。
正直あのラストは理不尽だと思いますが、
クリスへの愛はもう通じないと悟った直後、全てを息子・タムに捧げようとする。
トゥイを殺してしまったことから、実はもう自らの死を考えていたのかも。
だから最後に自ら命を絶つ…のはわかりたくないんですが分かってしまった気がします。
この舞台を観て、良かったと思いますが。
アメリカ人こそ観ろといいたい。
特にブィ・ドゥイのシーン。
あれは一番ショックでした。
知識としては知ってましたが、実際見せられると、辛かった。
機会があればまた見たいと思います。
とりとめないですがこのへんで…
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お茶会、楽しかったです!
「道元の冒険」観劇後のお茶会では楽しい時間を有難うございました.。その感想に手がついていない状態で七月歌舞伎について集中的に記事アップが続いてしまい、御礼のご挨拶が遅くなりすぎているのものなんなので、こちらでご挨拶させていただきますm(_ _)m
ついでに2004年の帝劇公演の時に書いた記事を一本TBさせていただきました。その公演の千穐楽観劇の感動の勢いでこのブログを立ち上げたのでした。ですから末尾に関連記事のリンクをつける技術もなく、連続アップ分にもしも興味を持っていただけたなら、お手数ですが検索欄をお使いくださいますようお願いします。
今回初めてジジ役になった方は何人いるのでしょうか。実は私の高校時代の友人の娘さんのバレエ教室仲間さんが今回公演でデビューされているということです。お名前を聞いてからその方の日で観たいと思いつつ、観劇予定がたっていません。
感動的な作品ではあるのですが、やはりアメリカの偽善的な視点が今は気になってしまい、なかなか腰が上がらないんです。何かの勢いが欲しいところです。
是非またおしゃべりさせてくださいね(^O^)/
ついでに2004年の帝劇公演の時に書いた記事を一本TBさせていただきました。その公演の千穐楽観劇の感動の勢いでこのブログを立ち上げたのでした。ですから末尾に関連記事のリンクをつける技術もなく、連続アップ分にもしも興味を持っていただけたなら、お手数ですが検索欄をお使いくださいますようお願いします。
今回初めてジジ役になった方は何人いるのでしょうか。実は私の高校時代の友人の娘さんのバレエ教室仲間さんが今回公演でデビューされているということです。お名前を聞いてからその方の日で観たいと思いつつ、観劇予定がたっていません。
感動的な作品ではあるのですが、やはりアメリカの偽善的な視点が今は気になってしまい、なかなか腰が上がらないんです。何かの勢いが欲しいところです。
是非またおしゃべりさせてくださいね(^O^)/
コメント有難うございます♪
ぴかちゅう様コメント有難うございます!
そしてトラックバックも!!
後ほど確認させていただきますね~。
>今回初めてジジ役になった方は何人いるのでしょうか。
>すごいですね!
プログラムみた限りではジジ役自体は皆さん初めてのようです。
でも、3人から2人になったんですよね、ジジは…。
また確認します。
アンサンブルでミュージカル初、とゆー方もいらっしゃった筈ですが…。
>感動的な作品ではあるのですが、やはりアメリカの偽善的な視点が今は気になってしまい、なかなか腰が上がらないんです。何かの勢いが欲しいところです。
東京では10月までなので気が向いたら是非!
ぴかちゅう様の感想も聞かせていただきたいです。
私は新妻キムをもう一回は見たいですし、ソニンキムや知念キム笹本キムも見たいと思ってますー。
11日月曜日の渋谷イベントも行きたいですしv
こんなにはまるとは思いませんでした…
そしてトラックバックも!!
後ほど確認させていただきますね~。
>今回初めてジジ役になった方は何人いるのでしょうか。
>すごいですね!
プログラムみた限りではジジ役自体は皆さん初めてのようです。
でも、3人から2人になったんですよね、ジジは…。
また確認します。
アンサンブルでミュージカル初、とゆー方もいらっしゃった筈ですが…。
>感動的な作品ではあるのですが、やはりアメリカの偽善的な視点が今は気になってしまい、なかなか腰が上がらないんです。何かの勢いが欲しいところです。
東京では10月までなので気が向いたら是非!
ぴかちゅう様の感想も聞かせていただきたいです。
私は新妻キムをもう一回は見たいですし、ソニンキムや知念キム笹本キムも見たいと思ってますー。
11日月曜日の渋谷イベントも行きたいですしv
こんなにはまるとは思いませんでした…
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