そして、守り人徹底トーク。

「衛星アニメ劇場「精霊の守り人」スペシャル・イベント
神山健治×上橋菜穂子「精霊の守り人」を語る」

徹底トークショーに行ってきましたー！！ななさんとー！！
静香姫有難うー！
（ななさんちの愛犬 静香姫のお名前で当選しましたv）

NHKスタジオ初体験でした。
流石国営放送。音響良かったー。……しかし、司会の方はその…なんだ…。

詳しいレポはななさんの所に上げて下さる（筈）なので、そちらを御参照下さい（ゑ）
私のうろ覚え（ですみません）レポを読みたい、という方は続きからどうぞ。

印象としては観客層が本当に幅広いのが面白いと思いました。
10歳前後から上は推定70歳位の方もいらっしゃってました。
一人で参加している方もいましたが、親子で来ている組み合わせが多かったように思えます。
そして、私達の母親世代（50歳代〜）の友達同士、という組み合わせもちらほらで、いかにこの原作が多くの方に支持されているかを裏付けているように感じました。
私達のよーに友人同士という組み合わせも、もちろん多かったです。
が、おそらく9割以上が原作のファンで、神山監督を知らない、攻殻機動隊なんて聞いた事もない、というような人が多かったです。（泣）

上橋先生ご自身が『攻殻機動隊S.A.Cのファンです』と仰っているのだから、少しは興味を持って観て欲しいな、と寂しく思っていました。
で、トークショーが始まる前に、神山監督の紹介があり、
司会「神山監督を知っていただくために、皆さんにまず攻殻機動隊Stand Alone Complexをご覧頂きます」

なんですとー！？

『は？こうかくきどうたい？なにそれ？？』という空気が流れる中、ななさんと二人、手を握りあって大興奮でした。
スタジオのでっかいスクリーンで！！思わぬ僥倖にもう二人してひっそりと（？）ぎゃーぎゃー騒いでいました（をい）
…お隣の奥様方は五月蝿く思っていらしたでしょう。申し訳ありませんでした。

しかも、上映されたのは第２話『暴走の証明 TESTATION』。

…まだ観ていない方は是非観て下さい……！！ええ話なんですよーー！！

戸惑いの空気が大半の場を支配しながらも、一部異様な空気（私とななさん…）を孕みながら、上映開始。
オープニングの『inner universe』…！！すげーかっちょええ〜！！
うひゃー、素子しゃーん！！
をををっ。でっかくて迫力あるー。ガショーンガショーン。
荒巻さん、頭ぼわぼわ…。
タチコマかわええ。
バトーさん素敵。
素子さん登場で、
隣の奥様『何てカッコなの…』
…そこがいいんですが。
タチコマに乗ってメンバー出動。
うをー、タチコマかわええｖ動きがかわえーｖ声がかわえーーｖｖ
萌え。
サイトーさん登場。
頑張るも悉く失敗。
「サイトーさんって本当は凄い人なんだけどね…」「絶対誤解されますよね」
課長、トグサ、石川さん活躍。
一面に浮かぶ、
？？？？？？？？？？？？？？
……専門用語というか、まぁ、最初は判らないよね…。

そして事件解決。
「ええ話や…」「切ないですよね…」
しみじみしているうちに、上映終了。
会場は、

ぽかーーーーーん。

という、空気に満たされていました。
その中、上橋先生、神山監督が登場。
司会『精霊の守り人、原作者のウエハラ奈穂子先生です』
をい。誰だよそれ。
司会『ウエハラ先生は女子大学の助教授で…』
だから誰ですかそれ。
会場を怒りの空気が満たしていました。

結局２、３回以上、上橋先生は『ウエハラ先生』と言われ続けていました。
神山監督『上橋先生の原作を読ませていただいた時…』
司会（あ、そうだった…）
上橋先生（苦笑）

神山監督が作品について語っている間、上橋先生は終始にこにこと、本当に嬉しそうにお話を聞いているのが凄く印象的でした。
小説とアニメの違い、監督自身のファンタジーに対する考え方、定義。
上橋先生がこの話を作られたきっかけ、世界観、キャラクターに対する考え。
上橋先生が毎週往復4時間かけてスタジオに通い、ミーティングで世界観やキャラクターのすり合わせを行った事。

攻殻機動隊の時も感じましたが、本当に神山監督を始めI.Gの皆さんのこの作品に対する熱意を感じました。上橋先生が全幅の信頼を寄せるのも良く分ります。

そして、上橋先生も初めて観るというプロモを上映。

美しい風景や人々の暮らし、とっても美味しそうな屋台のご飯（自分にとっては重要）…！
バ、バルサさん、バルサさんが動いてる喋ってる闘ってる…！！

ほれ直しますバルサさん…！！
で、音楽が、川井憲次さん（映画版『攻殻機動隊Ghost In the Shell』、『イノセンス』etc.）…！！
音響監督は攻殻機動隊S.A.Cから引き続きの若林監督！！
うっほうｖ

そして短いながらも至福の時間が終わると、上橋先生も感無量、と言うように暫く言葉が出なかったようでした。
上橋先生が何度も仰ってましたが、
『バルサは確かに三十路のおばさんで、読者のイメージは美人の対極に思われているようですが、決してそうではないんですよ』
私もそう思いますーー！！
原作を知らない頃、ななさんから『神山監督の次の作品はこれですよ』と、サイトを教えていただき、トップ頁の画像を初めて観た時から惚れていた身としては（ゑ）、偏見がないつもりでしたが、それでも『バルサさん胸グラマラスすぎでしょう…』と思ってました。
どうしても素子さんと被ってしまって。

でも実際動いたバルサさんを観たら、もうもうもう…！！
バルサさんーーー！！
（あ、もちろんチャグムもイメージ以上でしたよ）

そして、作画監督・後藤さんのフォローが素晴らしかったです。恋女房…？

上橋先生のファンであり、神山監督のファンでもある自分は本当に、期待させていただいています。
原作とアニメは別物と思っていても、どうしても不安が先立ちますが、『精霊の守り人』については、アニメ化の話を聞いてから不安を感じた事はありません。

来年4月から、期待していますーー！

神山監督およびI.Gの皆さん、どうかお体にはお気を付けて、素晴らしい『精霊の守り人』を魅せてください。
（神山監督にはやはり健康茶の差し入れ持って行けば良かった…後悔。（←をい））
そして上橋先生、守り人シリーズの終焉は寂しいですが、本当にありがとうございます。
また素晴らしい世界を見せてください…！！

長々とすみませんでした。